使わなくなった口座を解約したいと思いながら、結局そのまま放置してしまうと、後々面倒なことになるかも。。
私も口座の開設方法は知っていながら、解約に必要なものや解約できる条件は案外知らないものでした。
先日使わなくなった口座を解約したので、その方法や様子をまとめていきます。
銀行口座の解約は窓口のみで可能
今回は使わなくなった普通預金口座を解約するため、2つの銀行に確認をとりました。
どちらの銀行も回答は同じで、以下のようです。
- 窓口以外での解約手続きはおこなっていない
- どの支店でも解約可能
- 別の銀行の窓口で取立可能
窓口以外での解約手続きはおこなっていない
窓口以外、つまり電話やインターネット・郵送による解約手続きはおこなっていないようです。
この理由としてはシステム上の理由や、残金処理をスムーズにおこなうため、との説明を受けました。
そのため銀行口座を解約するには、時間を作って窓口に行くしかないようです。
(一応、代理人に手続きに行ってもらう方法が取れなくはないとのこと)
どの支店でも解約可能
普通口座であれば、解約は同じ銀行のどの支店でも可能とのことです。
例えば県内で転居して開設支店に訪問できない...という場合でも、初めて訪れた別の支店で口座解約ができます。
ただし普通口座以外の場合は例外もあるようなので、必要に応じて確認が必要です。
別の銀行の窓口で取立可能
地方から東京に引っ越した結果、近くに当該銀行の支店がない!というケースもあります。
その場合、口座を持っている別の銀行窓口で「取立」の手続きを取ることで解約できるそうです。
しかしこの場合、窓口で手数料がかかるため、口座残金によっては解約が損になってしまうこともあるようです。
手数料は各銀行が独自に設定しています。
また、取立は一般的な方法ではないため、窓口の職員さんがスムーズな対応を取れず、時間がかかってしまうことも。
窓口で口座解約:持っていくもの
複数の方法がありますが、スムーズなのは同じ銀行の支店窓口に訪れることです。
解約に必要なのは以下のものです。
- 通帳
- キャッシュカード
- 印鑑
- 本人確認書類(運転免許証など)
窓口で口座解約:実際のやりとり
必要なものを持って窓口では、まず通帳とキャッシュカードを確認されます。
そして印鑑が登録されているものと一致しているかチェック。
印鑑が一致していれば口座解約に同意し、一度待合室で待機します。
この同意の方法は書面とタブレット、どちらのパターンもありそうです。
また、場合によっては本人確認書類の提示もあります。
処理が完了すると再度窓口に呼ばれ、通帳・口座に入っていた残金を渡されます。
今回は2ケースともに現金でしたが、現金銀行のサイトをみていると別の銀行口座に送金してもらえることもあるようです。
そしてキャッシュカードは回収(目の前で穴を開けられて処分)され、穴の空いた通帳は返却されます。
通帳の処分は各自ですることになっているそうです。
こうして口座解約は終了です。
混んでいなければ、10〜15分くらいで手続き完了しました。
断捨離で、使わない口座は思い切って解約してしまっても良さそうです。